自立…

こどもの自立に向けて準備をするジュニア年代。指導者も含めて、周囲の大人が先回りして手を出しすぎたり、こどもの考えを代弁したりするとこどもは自立のための時期を逸してしまうことになりかねません…
サッカーは、1人1人が判断を要求するスポーツです。こどもが1人で、考え1人で判断できるよう、周囲の大人が見守り支援してあげることが大切です。
こども達の自立に向けて大人がすべきこと。

察しの悪い「大人」を演じる

大人からすると何もかもが不安定で危なっかしく見えます。そのためどうしても大人はこどもをかばい、こどもの考えを先回りして組みといてあげてしまいがちです。しかし、この状態を繰り返してはこどもはいつまでも自立して判断できるようにはなりません。
大人はこどもに対してできるだけ察するのを辞める。
こどもが何を言おうとしてるのか、こどもが何を要求してるのか、わかっていてもこどもがそれらを言葉にする前に大人が先回りして代弁するのを辞める。こどもが大人に対して何らかの要求をもっているように見える時は、辛抱強く察しの悪いふりをし、こどもが自分の考えを言葉に置き換える機会を、与えること。それがこの判断を育てる上での大事なことだと思います。
行動の理由。

こどもに主体的に考えさせて、意見を言わせることによりこどもは自分の考えの正しさを証明しようとはりきって課題に取り組むようになります。
①各年代の理解度の把握

②こどもが1人で考えたこと、判断したことに対して認め褒める

③指示だけでなく、なぜそうするのか?なぜそうした方がいいのか具体的かつ論理的に理由を説明
サッカーの通常トレーニング時等には、こんなことも考えながら言葉を選び、こどもの状況をみて何が必要なのかを判断します。

なかなか思うようにいかないことも多々ある時もありますが、こども達と一緒に成長するために、我々大人もしっかりと対応するべきだと感じます…

Viento F Marino Otaru 【VFMO】

2018年の創設4年目、北海道の小樽市で活動してるヴィエント(Viento F Marino Otaru)という小学生(4種)のサッカークラブチームです。市内複数の小学校から集まってサッカー経験の豊富な指導者が、サッカーはもちろんのこと、サッカーを通じて様々な事を教えます。

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